勘違いの工房主 アニメ
【アニメ感想】『勘違いの工房主』はひどい?漫画読破済みの僕が観た正直な評価
アニメ『勘違いの工房主』は
最近、Netflixのランキングでトップ10に入っていて、
気になっている方も多いのではないでしょうか?
僕もついに一気見してしまいました!
この作品、僕は原作は読んでいないですが、
8巻まで出ている漫画は読破済みなんです。
だから、アニメ化をすごく楽しみにしていたんですよね。
ただ、事前にレビューを調べてみると、
「アニメがひどい」なんていう厳しい意見もちらほら…。
その点どうなのかな、というところ含め、
期待と少しの不安を胸に視聴を開始しました。
漫画8巻分を12話に凝縮!このテンポをどう捉えるか
まず、僕が一番驚いたのが、その構成です。
今回のアニメ、話数は12話までで、
なんと漫画8巻分の内容が描かれているんですよね。
これ、原作ファンなら「え、早くない!?」って思いますよね(笑)
僕も最初は「ちょっと駆け足?」という気もしました。
他の人のレビューをリサーチしてみても、
やはりこの「テンポの速さ」が評価の分かれ目になっているようです。
「展開が早すぎて、キャラクターの心情描写が物足りない」
「原作の丁寧な積み重ねがカットされていて残念」
といった意見は、確かに一理あるなと感じました。
おそらく、「アニメがひどい」の1つの要因は、
このテンポの速さもあったのかもしれませんね。
ただ、僕は逆に言うとテンポもよくて、これはこれでよかったのかなと。
サクサクとストレスなく物語が進むので、
アニメで初めてこの作品に触れる人にとっては、
むしろ見やすい構成だったのかもしれません。
主人公クルトの無自覚チートっぷりが、
次から次へとテンポ良く描かれるのは、見ていて爽快感がありました。
「勘違い」の面白さは健在!ストレスフリーな視聴体験
作画に関しては、
「最高!」と手放しで褒められるレベルではなかったかもしれませんが、
キャラクターの可愛らしさは十分に表現されていたと思います。
特に、主人公クルトの自己肯定感の低さからくる「勘違い」と、
それに振り回される周りのキャラクターたちの反応という、
この作品の根幹の面白さは、アニメでも健在でした。
レビューを見ても、
「頭を空っぽにして楽しめる」
「主人公に嫌味がないからストレスフリー」
といった好意的な意見が多く、この点は多くの人が共通して感じた魅力のようですね。
一緒に観ていた妻も
「違うよ」とクルトの勘違いにツッコミを入れながら観ていました笑
まとめ:原作ファンも、アニメ初見の人も
というわけで、僕の感想としては、
「ひどい」とは全く思いませんでした!
もちろん、駆け足な展開に物足りなさを感じる原作ファンの気持ちも理解できます。
でも、あの長大なストーリーを12話にまとめる、
という難しいミッションの中で、
作品の「勘違いコメディ」としての面白さをしっかり抽出し、
テンポ良く見せてくれた良いアニメ化だったと僕は思います。
漫画を読んでいる僕も普通に楽しめましたし、
まだこの作品を知らない人が
「『勘違いの工房主』って面白いな、原作も読んでみようかな」
と思ってくれる、素晴らしいきっかけになるアニメだと感じました。
Netflixでサクッと見れるので、気になっている方はぜひ一度、
ご自身の目で確かめてみてくださいね!
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