完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる アニメ
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【アニメ感想】『完璧すぎて可愛げがない聖女』を一気見！姉妹の絆が尊い、予想外の良作だった
週末、皆さんはどうお過ごしでしたか？
僕は、またまたアニメを一気に完走してしまいました。
今回みたのは『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる』！
長いタイトルですが、最初はよくある追放系のテンプレ作品かな？
と少しだけ構えて観始めたんです。
ところがどっこい。“妹とめちゃくちゃ仲が良い”という、
この作品ならではの強い関係性が物語をぐいぐい引っ張っていて、
予想以上に満腹感のある、素晴らしい仕上がりでした！
今日は、この週末でドハマりしてしまった本作の魅力について語らせてください。
ここが違う！“いつもの追放モノ”を越えた魅力
いわゆる「追放モノ」って、最近たくさんありますよね。
でも、この作品が頭一つ抜けて面白いと感じたのには、明確な理由がありました。
- 姉妹が敵対しないどころか、全力で支え合う
- 多くの作品では、“悪役令嬢っぽい妹”が姉と対立しがち。でも、本作の妹ミアは違いました。姉フィリアのことを心から崇拝していて、全面的に擁護するんです。恋と政治の渦中にあっても、常に**「姉を傷つけた連中は絶対に許さない」という強い意志で動き、もはや第二の主役として物語を牽引します。他の人のレビューでも、この“尊い姉妹”**の関係性を絶賛する声が本当に多かったです。僕も完全に同意です！
- こちらはよくある“売られた先”が地獄ではなく、新しい居場所になる
- 主人公フィリアは隣国で冷遇されるどころか、むしろ大歓迎され、聖女としての能力を正当に評価されます。彼女の仕事が、結界の維持や疫病対策、新薬開発といった形で、きちんと社会に貢献していく様子が描かれるんです。有能なのに不遇だった主人公が、新しい場所で認められていく。このロジックがしっかりしているので、観ていてすごく気持ちが良かったです。
復讐×お役目×バトルの、満足度が高い三重奏
このアニメがただのほのぼのストーリーで終わらないのも、大きな魅力でした。
- 【復讐線】 妹ミアは、姉をぞんざいに扱った王子たちに、知略で報復しようと動きます。
- 【お役目線】 姉フィリアは、聖女として結界維持や魔物対策など、地に足のついた“仕事”をこなします。
- 【バトル線】 物語の後半は、魔物の大規模侵攻や大悪魔の登場など、シリアスなバトル展開に！
いわゆる“ざまぁ”の爽快感はありつつ、
根底には姉妹の深い愛情が流れていて、
最後はちゃんとファンタジーとして戦って終わる。
この三層構造が、視聴後の満足度をグッと押し上げてくれました。
僕の推しポイント
特に僕が「この作品、好きだ！」と感じたポイントは3つです。
- “仕事としての聖女”描写のリアルさ
- ただ清く尊いだけでなく、結界の管理から公衆衛生、薬学までこなす、まるで行政職のようなリアリティ。これが、彼女の成り上がりに強い説得力を与えていました。
- ミアの“怒りの方向”が健全なこと
- 姉に嫉妬したり、足を引っ張ったりするのではなく、姉の尊厳を取り戻し、害悪を正す方向へ怒りが向かう。復讐の動機が私怨で終わらないのが、すごく好感が持てました。
- 最後はきちんと“戦う”こと
- 物語のスケールが最終盤できれいに大きくなって、ファンタジー作品として「しっかり物語を見届けたな」という満足感が残るのが最高でした。
こんな人におすすめ！
このアニメは、特にこんな方に刺さると思います。
- 追放テンプレは好きだけど、姉妹が敵にならない作品を探している人
- 恋愛・国造り・最終決戦を1クールで気持ちよく味わいたい人
- Netflixで週末に一気に観れる作品を探している人
まとめ：想像以上に後味の良い、週末アニメの最適解
よくある“追放→ざまぁ”の物語に、
姉妹の愛と職能ドラマと最終決戦をバランス良く乗せた、
想像以上に後味の良い1クールでした。
いわゆる“ご都合主義”を感じる瞬間も正直ありますが、
それ以上にキャラクターの魅力とストーリーの構成力が勝っていて、
ガッと観てスカッと終われるタイプの良作です。
ちょっと寂しいのは
12話で完全に完結（原作は未読なので、これで本当に終わりなのかは不明）
なところ。
まぁ、続きが無いのでスッキリもしますがｗ
週末に一気見するアニメとして、きっと大満足ですよ！
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